日本家屋のもつ味わいを活かしつつ、フルリノベーションで快適さをプラス
- 工事内容
- LDK、お風呂、洗面脱衣所、トイレ、和室、洋室、窓断熱工事、屋根雨漏り補修工事
- お客様名
- O様邸
- 施工エリア
- 東広島市
- リフォーム期間
- 約3ケ月
- 費用
- 2300万
お客様のお悩み・ご要望
・憧れの土間リビングを取り入れて、生活しやすい間取りに変更したい。 ・広がりのあるLDK空間を希望。構造物である梁を露出させて天井の高いリビングに仕上げてほしい。 ・築年数が経過した古い建物でしたので、寒さを解消できるような断熱施工をしてほしい。 ・一日のうち長く過ごす空間と、普段は使用しない空間とで、断熱の方法を分けたい。
ご提案させていただいた
リフォームプラン
今後末長く安心してお住まいいただけるよう、まずは雨漏り対策の工事をご提案をいたしました。ご希望に沿った間取り変更のため、耐震性の再設計についてしっかりと計画し、ご説明いたしました。断熱工事については、既存の構造を考慮しながら、適材適所の商品を採用いたしました。
広がりのある土間リビングを設計
ダイニング・キッチンと洋室の間仕切りを取って、開放的な土間リビングを計画。「天井の梁をあらわしにて天井を高く見せてほしい」というご要望に応えるため、できるだけ床を下げた土間の設計を考案しました。壁は、施主様自身が漆喰を施工され、愛着のもてるLDKが完成しました。
使用した材料
キッチン:LIXIL リシェル
ドア :ダイケン hapia 音配慮ドア
壁を取り払い、ひとつながりの広々としたLDKへと変更していきます。床には土間コンクリートを打設していきます。
生活動線に配慮した間取りの工夫
廊下に面した位置にあったお風呂と洗面所。使用頻度の高い水まわりやファミリークローゼットへは、LDKからアクセスしやすいよう、間取りを変更しました。
使用した材料
システムバス:LIXIL リデア
洗面台:LIXIL ルミシス
廊下に面した位置にあったお風呂。昔ながらのタイル貼りの浴室は、手入れの大変さや冬場の寒さがネック。ユニットバスへ交換し、断熱工事を施すことで課題を解消していきます。
部分断熱で、効率的に快適な空間をつくります
昔ながらの日本家屋は通気性が良いものの、断熱性が高くない建物がほとんど。そこで最新の断熱材を敷き詰めて、断熱効果の高い住居を目指しました。使用頻度の高さで使う断熱材をセレクトし、効率良く快適さをプラスしていきます。
使用した材料
壁断熱材 :ネオマフォーム30mm・GW89mm16K
天井断熱材:GW89mm16K
土間断熱材:ネオマフォーム60mm
窓交換 :エクセルシャノンウィンド NSx50
内窓設置 :LIXIL インプラス
築年数が経過した建物は寒さがとても気になります。適材適所の断熱工事により、四季を通じて快適な居住空間へとリフォームしていきます。
お客様の感想
中古物件の購入段階から仲介に入っていただきました。とても親身になってくださったので、そのままリフォームもお任せする事にしました。リフォーム工事では、細かい要望にまで柔軟に対応していただき、嬉しかったです。ありがとうございました。
コバーンからのコメント
この度は、コバーンへ不動産仲介並びにリフォーム工事をお任せいただき誠にありがとうございました。
コバーンでは、大きく間取り変更をする際に構造上残すべき柱や壁や補強計画をご説明させて頂いています。O様ご夫婦は弊社の補強計画にしっかり耳を傾けてくださり、ご自身のご希望も交えながら一緒に打ち合わせを進めてくださいました。
O様ご夫婦の多大なるご協力のもと、無事お引渡しの日を迎えることが出来ました。重ねてお礼申し上げます。
築33年になる中古の日本家屋物件に、憧れの土間リビングを取り入れた暮らしを実現したいとフルリノベーションのご依頼をいただきました。古材の建具や、DIYで壁に漆喰を塗るなど、こだわりを散りばめたプランをお持ちだったO様。途中、壁のセルフリノベーションの期間を設け、仕上げ工事は当社が担当させていただく流れで対応させていただきました。
LDKは、空間を区切っていた壁を取り払い、ひとつながりの広々としたスペースへと変更。生活動線に配慮しながら、水まわりをLDKの近くに集約させました。間取り変更に伴う耐震性の再設計も行い、使用頻度の高いスペースにフォーカスした断熱工事を行うことで、効率のよい快適な空間づくりを目指しました。