今更聞けない Q&A キッチンの形編
長年使ってきたキッチンをリフォームする際「せっかくだから違う形にしたい」というお声も良く聞かれます。
キッチンには、主に4つの形があります。
①定番のI型
②憧れのL型
③斬新なⅡ型
④夢のアイランド型
①のI型は、今一番採用されている形です。
家事動線はシンクからコンロへ横に動きます。
定番の形ですので様々な大きさ各メーカーの取扱いがあり、対面型にも対応可。
デメリットとしては作業スペースが、シンクとコンロの間だけですので
4つの形の中では一番狭いです。
②のL型は、シンクからコンロへの家事動線は斜めで動く距離は短く、
コーナー部分が広いので作業スペースも十分です!
ただし、設置可能スペースが限られることと、
コーナー部分の収納が入口が狭く奥が広い形となるので、
デッドスペースになりやすいことがデメリットです。
③のⅡ型は、実はプランナーとしては一番お勧めな形と言えます。
コンロとシンクが別々に配置されています。
家事動線はシンクとコンロの間をその場で振り返る動きになります。
油ちりが気になるコンロ側は壁面に、シンク側は対面、もしくはアイランドにと様々な形に対応可能です。
コンロ側、シンク側両方にしっかり作業スペースを作れることと
収納力も多いので、キッチンスペースがスッキリします!
デメリットとしては、I型に比べると総合サイズが大きくなるため価格が上がることです。
④アイランド型は、周辺に壁がなく手元も広々で家事動線もキッチンのまわりをクルクル回れるまさしく「島」です。
おしゃれなキッチンの代表ともいえます。
ただし、キッチンの中では、一番高額になる場合が多いことがデメリット。
設置するには広々としたLDKが必要となり、お家によっては、プラン不可な場合も多くあります。
毎日使うキッチンですので、お家に合った形でご要望を叶えたキッチンを採用したいですね。