今更きけない?!リフォームあれこれ ドア取替え工事編
<ドアを引き戸にできますか?>というご相談をよくいただきます。
今開き戸・または壁である場所に引戸にするためのチェックポイントは
次の通りです!
①工事範囲をどこまで考えられているか
②引戸をひいた時に引戸が収まるための壁があるかどうか
③引戸をひいた時に引戸が収まるための壁が構造を支えている壁(耐力壁)かどうか
①は、扉を取り換えるには、扉だけではなく扉枠も取り換える必要があります。
例えば、廊下に面したトイレの扉を引き戸にする場合、扉+枠+壁も工事範囲となりますので、
廊下も工事範囲となってきます。
トイレのみの工事を考えられていた方は、廊下の工事も検討いただく必要があります。
②は、開き戸の横に窓や階段があり、十分な壁がない場合。
引いた扉が入っていく場所がないので設置不可能な場合もあります。
③は、引戸が収まるべき壁が耐力壁の場合、地震などのことを考えても耐力壁をなくすことができません。
ただし、耐力壁の外側に扉をつける<アウトセット引き戸>という商品があります。
アウトセット引き戸の場合、壁から扉が8センチ~10センチ程度飛び出る事になるので、
廊下などに設置する場合は、通路が狭くなるのでしっかり検討する必要があります。
チェックポイントは、あくまで基本ですので実際に引戸を希望される場合には、
専門スタッフに現地を見てもらいどういった方法であれば引戸にできるかを考えてもらい、
一緒に検討していく必要があります!
最初から<無理だろう>と考えず、ぜひ一度ご相談ください。