トイレのリフォームをしよう!!③
こんにちは!
リフォームアドバイザーの石井です。
今回は、メーカーの違いによるトイレの特徴をご紹介いたします!!
キッチンやバスについては、メーカーの数も多いのですが、
トイレといえば、①TOTO②LIXIL(INAX)③Panasonicの3社で国内シェアの9割を
占めており、3社から選ばれる事がほとんどです。
前回①水垢や汚物が付きにくい便器②フチなし形状③節水については、
3社手法は違えども標準で備わっている事はご説明しましたが、その他
メーカー独自機能やハイウレード商品に備わっている機能についてご説明いたします。
まず国内シェア№1のTOTO独自の機能としては、きれい除菌水です。
水に含まれる塩化物イオンを電気分解して、作られる除菌成分(次亜塩素酸)を含む水を利用して、
便器の黒ずみやウォッシュレットのノズルの汚れを防止します。
きれい除菌水は、薬品や洗剤をしようせず、水だけで自動生成して、作り出す除菌水で、
時間が経つもとの水に戻るので、環境にも安心です。
TOTOの機能の特徴としては、出来るだけ汚れがつきにくく、お掃除回数を減らす事ができる工夫があります。
次に国内シェア№2のLIXIL独自機能としては、電動お掃除リフトアップです。
手動のお掃除リフトはTOTOもPanasonicもあるのですが、リモコン操作で、便座のリフトアップが可能なのは、
LIXILだけです。他にはシャワートイレのノズルが女性専用のレディスノズルがついています。
また、除菌機能としては、プラズマクラスターイオンで便器内を除菌する鉢内除菌、銀イオンでノズルを除菌するキレイノズルがあります。
LIXILの機能の特徴としては、女性目線でお掃除をする事が楽になる工夫があります。
最後に国内シェア№3のPanasonicの独自仕様としては、ステンレスノズルです。ノズル部分が一般的な樹脂製ではなく、
ステンレスなので、お掃除がしやすいです。またその他機能として、
ノズルや便器を除菌するオゾン水、ニオイや汚れを抑制するナノイーXがあります。
Panasonicの特徴としては、便座の機能部は家電になるので、家電メーカとして培った技術を生かした機能があります。
また、基本的に後発という事から、タンクレストイレに力を入れています。
以上の機能について、スタンダードな商品には備わっておらず、
上位グレードの商品にしか備わっている機能になるところもあるのですが、
メーカーの独自の路線がお分かりになったかと思います。
今回で、トイレの本体についての説明は終わり、次回ラストは、トイレの中の内装工事のご説明をしたいと思います。